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通関士 試験科目 ポイント
ここでは通関士の試験科目のポイントについて説明していきます。まず試験科目は3科目。この3科目それぞれどこに重点を置いたらいいか。勉強を進める時に参考になればと思います。
通関業法

これは通関士試験の1科目目になります。
通関業法の基本的な目的は通関業法第1条に規定されていますね。その中身を理解しましょう。この通関業法は通関士の試験科目の全体を把握するために適した科目といえます。
内容さへしっかり理解できていればさほど難しい問題でもありません。
ただこの法律で面倒なところは「通関業務」なのか「通関関連業務」なのかというところです。ここでの覚え方としては語呂合わせを自分なりに作って覚えるのがいいでしょう。
例えば「ゲン(という人)のシリ(お尻)」のように・・・。これは輸出許可の前に行われる通関業務のことです。
ゲンは「減免税申請手続き」シは「指定地外検査」リは「臨時開庁申請手続き」などのように各名前の頭文字などを組み合わせたり自分で覚えやすいようアレンジしてみると覚えるのも楽しくなりますね。
また過去問題などを数多くこなしてくるにつれてどんな問題が今まで出題されてきたか。というのが分ってきますので良く出題される語句は語呂合わせで覚えるなど工夫をしましょう。
出題形式等の変更
平成18年度から以前まで試験で取り入れられていた「空欄記述式」がなくなり「語群選択式」となりました。
また輸出入申告書の書式がNACCS(通関情報処理システム)に伴い画面形成となりました。そのため通関士の試験で通関書類作成に関してはNACCSによる申告を前提とした出題となります。
ですが、勉強を進めていく上では基本的に今までと変わりません。仕入書(INVOICE)を正しく読み取り、輸出統計品目表や実行関税率表を基に貨物の統計品目番号を正確に選ぶことができるようになりましょう。
このように出題方式は変わっても勉強のポイントに変わりはありませんのでポイントをしっかり押さえておきましょう。
関税法 関税定率法のポイント
これは通関士試験科目の2科目目になりますが関税法と関税定率法についてです。2科目目はこの二つの法令についての問題になります。
ここでのポイントは例年この二つの法令についての出題問題数は少ないのですが、少ないからといって蔑ろ(ないがしろ)にしてはいけません。
少ない問題数の科目でも偏った学習をせずに他の科目同様法令全体を把握しておきましょう。
繰り返し過去問題などで問題を解いてどのような問題が出題されるのか、その出題傾向を自分できちんと把握して、それぞれの法令について理解を深めてください。
書類作成のポイント
これは通関士試験の3科目目にある書類作成についてですがここでのポイントは問題の文章をよく読むことです。
問題文をきちんと読んで順を踏んでいって、計算問題については時間が足りなくなるかギリギリになってくると思います。
しかし焦らず確実に慎重に取り組んでください。また計算問題に限らず所属の決定の問題も慎重に解答しましょう。
輸出申告書の作成要領

通関士試験で輸出申告書を作成する問題が出る場合、試験会場で輸出申告を作成する時の注意事項や仕入書が配布されます。
それらをよく読んで作成していくのですが、大まかに上、中、下の3つの段に分かれていますのでそれぞれの段にそれぞれ必要事項を記入しましょう。
上段には、申告する年月日や積込む港、荷物を積む船の名前、船が出向する出向予定年月日、仕向地を記入します。
中断には、貨物の品名、統計品目番号、単位、数量、申告価格などを記入します。
下段には、輸出する貨物の個数、記号、番号、申告書の枚数、仕入書チェック欄、通関士記名押印などを記入します。
本試験で慌てることがないよう過去問題などを繰り返し行い書類作成に慣れておくようにしてください。
輸入申告書の作成要領
これも輸出申告書同様に試験会場で配布される輸入申告書の作成注意事項と仕入書をよく見てから作成していきます。
この時配布される輸入申告書の作成注意事項には為替レート表や実行関税率表が添付されています。
こちらも輸出申告書同様に3つの段に分かれていますのでそれぞれに必要事項を記入していきましょう。
上段には、申告種別符号、申告する年月日、船卸港、積載船名、原産地、積出地、船荷証券番号を記入します。
中断には、番号や統計細分、税表細分、貨物の品名、単位、数量、申告価格、関税率、関税額、適法法令区分などを記入します。
下段には、貨物の記号、番号、個数、仕入所チェック欄、原産地証明チェック欄、通関士記名押印などを記入します。
本試験で慌てることがないよう過去問題などを繰り返し行い書類作成に慣れておくようにしてください。
関税額の計算
通関士の試験には関税額を計算する問題も出題されます。もしそういう問題が出題された場合には、出された条件にどの関税率が適用されるのか適用税率の順位を考えて選んでください。
問題の出方によっては従価税か重量税のどちらかで計算した場合の課税標準の金額の比較や課税価格、関税額の確定金額にもし端数が出たらその端数の処理の方法がポイントになってきます。
そのためテキストを繰り返し読んで過去問題を繰り返し行いきちんと理解して数字が変わった時でも応用が利くようにしておいてください。
試験本番では焦らず慎重に問題に取り組みましょう。
通関士 出題形式のポイント!
・択一式のポイント
5つある選択肢の中から問題に従い「正しいもの、謝っているもの」を1つ解答します。しかし選択肢の中に問題に対して該当する解答がない場合は「0」をマークします。
・選択式のポイント
これは今まで空欄記述式だったものから選択式に変更になったところです。記述式だと、手書で「漢字で正確に書かなければ解答とみなされない」ため通関士の試験を受験する受験者にとってはかなりの負担だったのではないでしょうか。
それに比べて平成18年度からは記述式はなくなり、選択式となったため負担はかなり軽減されるのではないでしょうか。この選択式は、文章の空欄に該当する語句を5つの選択肢の中から問題に従い「正しいもの、謝っているもの」を複数選択し、解答するもので、全ての解答が正解しなければ得点になりません。
そのため勉強の際には、「法令の趣旨の把握と主要条文の理解」それと「重要語句を正確に覚える」これらをしっかり押さえた勉強法を心がけましょう。
・通関書類の作成のポイント
NACCSでの申告が前提となります。このとき輸出申告書に関しては、適当な統計品目番号を選択肢の中から選ぶことになります。
また輸入申告書に関しては、輸出申告書同様に適当な統計品目番号を選択肢の中から選択し、課税価格をマークします。
上記が通関士試験の出題形式のポイントとなります。しかし出題形式が変更になっても通関士として必要な知識が問われる事に変わりはありませんので、出題範囲とされている部分をしっかり押さえておきましょう。
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